口コミ 2024/04/17
こんにちは、ABBYです。
今回は、個人史上No.1アールグレイ
「アールグレイルフナ紅茶」の生産を始めた
日本のNGO「PARCIC」(以下、パルシック)の高橋さんに
詳しいお話をお聞きします。
と、その前に。
スリランカの人がどれだけ紅茶を飲んでいて
どれだけ紅茶にうるさいか、についてちょっと説明。
初めてスリランカを訪れたとき驚いたのが
いつでもどこでも本当にみんな紅茶を飲んでいるということ。
1日平均5杯、当時2ヶ月ほど滞在していたので
合計300杯は飲んだでしょうか。
5杯の内訳は
1朝、2午前のティータイム、3昼、4午後のティータイム、5夜
それ以外にも、誰かの家を尋ねれば、もちろん紅茶がでてきます。
スリランカで紅茶といえば
ミルクと砂糖たっぷりの甘いミルクティー。
紅茶自体のコクと香りが強いので
ミルクティーにしても紅茶の味はしっかりと味わえ
例えるならベトナムコーヒーのような、意外な美味しさです。
昔は砂糖が貴重だったため
スリランカでは砂糖たっぷりの紅茶を出すのが
お客さまへのおもてなしの証なのだそう。
だから、甘さ控えめでとお願いしても
気持ち少なくなるくらいで基本は砂糖たっぷり。
(さすがにホテルや観光地ではないと思いますが)
「セイロンティー」とは
単なるブランドでも観光のためにつくられたものでもなく
スリランカに根付いている文化そのものなのだと
このとき身にしみて感じました。
そんな中で出逢ったのが「アールグレイルフナ紅茶」。
香りと茶葉の甘みを楽しんでほしいから
まずはそのまま飲んでみて、と
初めてミルク&砂糖なしででてきた紅茶でした。
これがマジでめちゃくちゃ美味しかった!
紅茶のコクと自然な甘み、そして絶妙なベルガモットの香り。
これらのバランスが今まで飲んだ紅茶の中でもダントツでした。
毎日5杯飲んでいたので紅茶に関してはすでに一家言あり、笑。
まさにアールグレイの完成形を飲んだ気がしました。
しかも同世代の日本人女性が
山奥で有機栽培の指導をしながら生産している紅茶と知り
その場で本人に頼み込み現地までついて行っちゃいました。
ちなみに、ホームステイ先にも買って帰ったところ
これはどこの紅茶?と家族や親戚の人たちに聞かれ
紅茶にちょーうるさいお母さんも大絶賛していました。
・・・というABBYの説明はこのへんで。
では、高橋さんにお話をお聞きします。
2011年からスリランカ南部のデニヤヤという紅茶生産地で
ルフナ紅茶を作る小規模紅茶農家が
有機栽培へ転換する支援をしています。
デニヤヤはスリランカ有数の紅茶生産地で
世界遺産にも登録されたシンハラージャ(Sinharaja)という
広大な森林保護区にほど近い緑豊かな土地で
わかりやすく言いますと、山奥です、笑。
スリランカにとって紅茶栽培は国を挙げた一大産業ですが
一部では生産量を増やすために農薬を使い
茶葉の成長を促して収穫回数を多くするといった栽培方法が横行したため
農薬の影響で土地が疲弊して収穫ができなくなったり
生産者の健康被害が増加したりなどの問題も起こっています。
有機栽培への転換支援を通じて
自然や健康への被害を低減し継続可能な生産を行うことで
環境にも作る人にも飲む人にも優しい紅茶作りを目指しています。
>後編では、なぜストレートではなくアールグレイなのか、こだわりの生産過程を公開
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